●PATAPHYSIQUE RECORDS PRESENTS
527 1894 to 2022 128th time anniversary of Louis Ferdinand Céline “Voyage au bout de la nuit pandémique”
ルイ・フェルディナン・セリーヌ生誕128周年記念
“夜の果てへの差別(ケジメ)の旅”
3組6人の音楽家と狂演する鈴木創士キーボード弾きまくりDay!
2022年5月27日(金)@東高円寺UFO CLUB
開場19:00 / 開演19:30 前売 ¥3000 / 当日 ¥3500 共に+drink
“気狂いソナタ”
タバタミツル (G), 福岡林嗣 (Vl)+鈴木創士 (Kbd)
“電子星雲の粋”
森田潤 (Modular Synth)+鈴木創士 (Kbd)
“Rock ‘n’ Roll !Niggers ! ”
魔術の庭 [福岡林嗣 (Vo, G), Louis 稲毛 (B),モロハシシゲキ (Ds)]
+ヒグチケイコ (Vo, Electronics), 鈴木創士 (Kbd)
鈴木創士 So-si Suzuki
EP-4のキーボーディストにして仏文学者。70年代より諸芸術ジャンルを横断して活動する。今回ライブは、そのミュージシャン側面の全面的開示であり、昨年より始まった魔術の庭、福岡林嗣との音楽的=文学的コラボレーションの第一弾である。EP-4 “Multilevel Holarchy” 、Children Coup D’Etat “Fear Of Liberty”にキーボードとして参加、現在もEP-4 unitPとしてライブ活動を行う。創作小説として“A・アルトーの帰還”、“離人小説集”、“うつせみ”、前記A・アルトー、J・ジュネ、A・ランボー他、仏文学の翻訳等著書多数。直近では2022年1月”連合赤軍 – 革命のおわり革命のはじまり”を編纂刊行した。
タバタミツル Mitsuru Tabata
京都出身。 82年より音楽活動開始。 これまでのいづんずり / Boredoms/ Leningrad Blues Machine / YBO2 / Acid Mothers Temple /ガセネタ/ザ・スターリン関係など、常に日本のアンダーグラウンドの重要バンドで活躍しつつ、海外ツアー、多数のセッションも精力的にこなし、自宅録音によるソロ・アルバムも国内外のレーベルよりリリースしている奇才。現在はZZZoo、20Guilders、RQRQなどのグループで活動。
森田潤 Jun Morita
DJとしてワールド・ミュージック、ジャズ、エレクトリック・サウンドに幅広くコミット。同時にモジュラー・シンセの自動演奏に即興を組み合わせたパフォーマンスでライブ活動中。EP-4佐藤薫のφononよりソロ作品、モジュラー・シンセ・コンピ、女性vo作『Madam Anonimo』を発表。21年は芥正彦プロデュースによる24時間演奏が話題に。また、レア・ヴァイナル復刻のエンジニアとしてアフリカ音楽などに携わる。宇川直宏とのGRAVESTYLE、山崎春美のTACOにも参加中。バンド編成のOmega f2;kは欧州で発売。
ヒグチケイコ Keiko Higuchi
身体、声、呼吸のつながりを探求し、即興からジャズまで幅広くこなすボーカリスト。アメリカ・ボストンにて活動開始、'98年に帰国以来、多くのライブやダンス・演劇、作品集に参加。過去には写真や執筆を発表。現在も国内外のミュージシャンとのコラボレーションやソロでのなど、活動は多岐に渡る。2022年初頭米国Black Editionより最新ソロアルバム発売。
魔術の庭 majutsu no niwa
ロックの最後衛にして保守反動。2008年以来6作のアルバム発表。コンピ盤等への参加多数。各メンバーとも領域横断的に様々な活動をバンド外でも行っている。福岡林嗣 Rinji Fukuoka (Vo, G, etc)、ルイス稲毛 Louis Inage (B)、モロハシシゲキ Shigeki Morohashi (Ds)
「あたりまえの話しだが、不良は不良行為に習熟しているものである」
「不良が不良品を売ってはならないことは鉄則である」
鈴木創士“文学の泥棒について”「分身入門」より
2022年5月27日…ここに今日、とんでもない不良品を売っちまったヤブ医者が生まれてから128年目の日を迎える…全くこの阿呆なCOVID-19馬鹿騒ぎにピッタリじゃないか?…この自称「魂の医者」は…「衛生的」で「バイ菌嫌い」で…こいつが売っちまった「不良品」って?ズバリ答えてやるさ、「生物学的人種主義」にして「反ユダヤ主義」のことだよ…どうだい?ホントピッタリだろ?今のこの世相に…ブラックライブズマター?ああ、そんなもん当然だろう?…まだまだ可愛いけどな…もっともっと燃え盛らなきゃな…なにもない背景となり焔と化すまでな…この世界中、病んだ惑星のファシスト連合体すべてが燃え尽きるまでな…
だがな、このとっくにおっ死んだ爺さんは、1932年に始まった「夜の果てへの旅」以来90年に渡って世界中の異端文学、アンダーグラウンドミュージックの徒輩を呪縛し続けてきたのも歴然たる事実なのさ…生田耕作…ロジェ・ニミエ…フィリップ・ソレルス…ビートニク達…間章…阿部薫…鈴木創士…そして不承俺、福岡林嗣…エトセトラ…エトセトラとな…
さあ、セリーヌさんよ…キッチリと「差別」をつけてやるぜ!俺と鈴木創士とでな…結局アンタは「不良」になり損なった、ただの計算高いヤブ医者さ…不良の土性骨を今こそ見せつけてやるぜ!…たとえアンタみたいな輩供にいつまでも「バイ菌」扱いされようともな…
まさに現出してしまっている“ルイ・フェルディナン・セリーヌのロックンロール黄金時代”…魔術の庭は、近いうちに同名タイトルの音盤を、セリーヌアンソロジーを含む日英仏三ヶ国語豪華ブックレットを付して世に問うことを宣言する。そしてここにそのアンソロジー編纂者にして我が「同志」…分身の術を世に伝える驚くべき人間多面体…EP-4のキーボーディストを始めとした音楽家にして、フランス文学者の鈴木創士氏を迎え、その音楽面すべてをご披露するライブを執り行なう。
お披露目するのは…
“気狂いソナタ”発狂したバロック音楽の今日的解釈と…
“電子星雲の粋”モデュラーシンセの迷宮からの宇宙旅行…
そして…
最後はやっぱりこれ“ロッケンロー”さ!
どうぞ、鈴木創士の音楽世界、それと交感し合う各共演者の「焔と化す」音響そのものを最後までとくと御覧下さい。
しかし
火が薪と もう 一つに溶け合うしかなくなり
火が薪に 火それ自体の性質を 伝えるまでは
薪も火も いかなる熱
大きかろうと 小さかろうと
…のなかにも
いかなる 類似のなかにも
平穏も 満足も 休息も 見出すことはない…
ギー・ドゥボール 映画「スペクタクルの社会」より 木下誠訳
魔術の庭 福岡林嗣
※COVID-19の感染状況により開場 / 開演時間が変更になる場合があります。
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